中年会社員が住職になるまでの長い道のり!

在家出身僧侶の活動日記です

3【なぜ僧侶になるのか】

そもそも、山峡の人里離れた小さなお堂でひとり仙人のような生活しつつ、座禅を実践したり、題目や念仏を称えたり、滝に打たれたり、写経や読経したり、護摩焚きしたりして•••。仏教に精神的豊かさを求める。

「確かに憧れますね」

 

しかし、そのような仙人のような生活し、修行をするだけならわざわざ僧侶になる必要性はありません。

 

いわゆる「修行」をして自己鍛錬をする事で「生きる喜び」を求めるのであれば、寺院や宗教団体の座禅会や滝行会や勤行会などに参加すれば良いだけの事です。わざわざ僧侶になる必要性はありません。

 

 

僧侶になるという事は、仏の教え、宗祖の教え(いわゆる『法』)を人々に伝えるとともに社会奉仕•社会貢献に努めるという事。その結果、御布施を頂けるのです。

 

合掌